
競馬とポケモン。一見すると、まったく違うものに見える。・・・しかし!
競馬は競走馬が走るスポーツ。ポケモンはモンスターを集めて育て、バトルするゲーム。
片方は現実の競技で、もう片方はゲームの世界。
それなのに、両方を好きになってみると、妙な共通点があることに気づいたのだった。
ふっふっふ、この私がね。
育てる。個性を見る。相性を考える。戦略を立てる。そして、最後は勝負する。
この流れが、とても似ていること。
今回は「競馬とポケモン」という少し変わった組み合わせから、2つの世界がなぜ面白いのか?を考えてみたいと思います。
目次
- まずは「育てる」という共通点
- 強くなるだけではなく「個性」が生まれる
- ポケモンには「タイプ相性」がある
- 「最強」を決めるのが難しい
- ポケモンの「技」と競馬の「脚質」
- トレーナーと騎手も少し似ている
- 「好きな馬」「好きなポケモン」ができる
- 数字だけでは語れない
- 競馬とポケモンから学べること
- 競馬もポケモンも「自分だけの物語」ができる
- まとめ
まずは「育てる」という共通点
ポケモンの面白さといえば、やっぱり育成だろう。ポケモンはバトルを重ねることで経験を積み、レベルアップしていく。
新しい技を覚えたり、条件によって進化させたり・・・。
最初は頼りなかったポケモンが、冒険を続けるうちに強くなっていく。
公式サイトでも、バトルによってポケモンが成長し、さまざまな技を覚えて個性が生まれていくことが紹介されている。
これって、競走馬を見る楽しさにも少し似ていると思いませんか??
そうそう、競走馬も、いきなり大きなレースへ出てくるわけではない。
生まれる。牧場で育つ。トレーニングを積む。競走馬としてデビューする。そしてレースを経験しながら成長していく・・・
JRAによれば、競走馬は牧場で育成された後、トレーニングセンターで調教を受け、レースデビューへ向かう。
センターっていう部分もポケモンとの共通な何かを感じさせますね~。
つまり、ポケモンも競走馬も「成長していく過程」を見ることが面白いんです。
ここが最初の共通点だ。
強くなるだけではなく「個性」が生まれる
そして、もっと面白いのがここ。
同じポケモンでも、育て方や覚えている技によって戦い方が変わる。攻撃が得意なポケモン。
守りが得意なポケモン。素早さを生かすポケモン。特殊な技を使うポケモン。
同じ種類でも、プレイヤーによって使い方が違ってくる。
ポケモン公式でも、同じ種類のポケモンでも異なる特性を持つ場合があると説明されている。
競走馬も同じだ。逃げる馬。先行する馬。中団から差す馬。
後ろから一気に追い込む馬。短距離が得意な馬。
長距離が得意な馬。良馬場が得意な馬。道悪が得意な馬。
競馬では、JRAも脚質、コース適性、馬場適性、距離適性などを予想材料として紹介している。
だから競馬ファンは、ただ「この馬は強い」と考えるだけではない。
「この馬はどういう馬なのか?」
を考える。
これが面白い。
ポケモンには「タイプ相性」がある
ポケモンをやったことがある人なら、タイプ相性はおなじみだろう。
ほのお。みず。くさ。でんき。じめん。こおり。そして、さまざまなタイプ。
相手によって有利なタイプ、不利なタイプがある。
だから、単純に「一番強いポケモンを出せば勝てる」というわけではない。
相手が何を使ってくるのか。
自分は何を出すのか。
どの技を使うのか。その組み合わせによって結果が変わる。
現在のポケモン公式サイトでも、ポケモンと技にはタイプがあり、相性によってダメージが変わることが説明されている。
これ、競馬にもかなり近い。競馬にも、「強い馬=どんな条件でも勝つ」とは限らない。
東京が得意。中山が得意。芝が得意。ダートが得意。1200mが得意。2400mが得意。重馬場が得意。瞬発力勝負が得意。持久力勝負が得意。
などなど。
つまり競馬では、馬と条件の相性がある。
ここがポケモンのタイプ相性とちょっと似ていると思いません?
「最強」を決めるのが難しい
これも競馬とポケモンの面白いところだ。
ポケモンで、「このポケモンが世界で一番強い!」
と単純に決めるのは難しい。相手やルール、パーティー構成によって変わるからだ。
競馬も同じ。「この馬が一番強い」と決めても、距離が変われば結果が変わるかもしれない。
馬場が変われば変わるかもしれない。展開が変われば変わるかもしれない。
騎手が変われば変わるかもしれない。
だから競馬予想では、JRAも血統、騎手、枠順、脚質、コース、馬場、距離、展開など、さまざまな要素を組み合わせて考えることを紹介している。
つまり、「強さ」には条件がある。これが重要なのだ。
ポケモンの「技」と競馬の「脚質」
さらに考えてみる。ポケモンには技がある。強力な攻撃技を使うのか。相手を状態異常にするのか。
能力を上げるのか。相手の行動を読んで技を選ぶのか。競馬にも「戦い方」がある。
逃げる。先行する。差す。
追い込む。馬によって得意な戦い方が違う。だから、競馬を見るとき、
「この馬は強いかな?」だけではなく、「この馬はどうやって勝つのかな?」
と考えると面白くなる。これはポケモンにも似ている。
「このポケモンは強い?」ではなく、「どういう技構成で戦う?」と考えるのと同じということだ。
トレーナーと騎手も少し似ている
ポケモンにはトレーナーがいる。
ポケモンを育て、技を選び、相手に合わせて戦略を考える。
競馬には騎手がいる。ただし、ここは完全に同じではない。
競走馬は調教師や厩舎スタッフによって日々管理・調教され、騎手は調教にも携わりながらレースで馬に騎乗する。JRAも、競走馬が美浦・栗東のトレーニングセンターで調教され、騎手も普段の調教で馬に乗ることを重要な仕事としていると説明している。
ポケモン
→ トレーナーが育てて戦う
競馬
→ 厩舎が馬を育て、騎手がレースで能力を引き出す
というイメージだ。
そして面白いのは、どちらも**「個体の能力だけでは勝負が決まらない」**ということ。
「好きな馬」「好きなポケモン」ができる
ここが、俺は一番似ていると思う。ポケモンを長くやっていると、
「俺はこのポケモンが好き」という存在ができる。
別に一番強いから好きとは限らない。見た目が好き。昔から使っている。最初の冒険を一緒にした。
思い出がある。だから好きになる。競馬も同じだ。ものすごく強い馬だから好きになる人もいる。
でも、初めて馬券を当てさせてもらった。
ずっと応援している。好きな騎手が乗っている。走り方が好き。血統が好き。名前が好き。
そんな理由でも、一頭の馬が特別な存在になっていく。
競馬の魅力って、実はここなんじゃないかと思うわけです。
数字だけでは語れない
競馬には数字がたくさんある。
タイム。着順。上がり3ハロン。人気。オッズ。
斤量。馬体重。
ポケモンにも数字がある。
レベル。HP。攻撃。防御。素早さ。
しかし、人間がハマるのは数字だけではない。
「この馬、なんか好きだな」「このポケモン、ずっと使いたいな」
という感情が生まれる。ここが面白い。
数字で比較できる世界なのに、最後には感情が入ってくる。
だから競馬もポケモンも、単なる数字のゲームでは終わらない。
競馬とポケモンから学べること
こうして考えると、競馬とポケモンには共通するものがかなりある。
育てる。個性を知る。相性を見る。相手を考える。戦略を立てる。そして勝負する。
でも、もう一つ大事なことがある。自分に合った楽しみ方を見つけること。
ポケモンだって、強さだけを追求する人もいれば、好きなポケモンだけで旅をする人もいる。
競馬も同じ。データを徹底的に調べる人。血統を見る人。
パドックを見る人。好きな馬を応援する人。競馬場そのものを楽しむ人。どれが正解というわけではない。
競馬もポケモンも「自分だけの物語」ができる
結局、競馬とポケモンが似ていると思う最大の理由は、
自分だけの物語ができること
なのだと思う。ポケモンなら、最初に選んだポケモン。
初めて捕まえたポケモン。苦戦したジム。一緒に旅をした仲間。最後のバトル。
競馬なら、初めて好きになった馬。初めて当たった馬券。
競馬場で見た馬。忘れられないレース。ずっと応援している馬。それぞれに思い出が積み重なっていく。
だから、何年経っても思い出せる。「あの馬、強かったな」
「あのポケモン、ずっと使ってたな」そんな記憶が残っていく。
まとめ
競馬とポケモン。
一見すると、まったく違う世界に見える。
でも、育成。個性。相性。戦略。勝負。そして思い出。
こうやって並べてみると、意外なほど共通点がある。
ポケモンでは「このポケモンだからこそできる戦い方」を考える。
競馬では「この馬だからこそできる競馬」を考える。
だから俺は、競馬予想をするときも単純に、
「この馬は強い」だけでは終わらせたくない。
「どんな馬なのか?」
「何が得意なのか?」
「どんな条件なら力を出せるのか?」
「今回はその条件に合っているのか?」そこまで考えてみる。
そうすると、競馬がもっと面白くなる。
ポケモンも同じだ。ただ強いポケモンを集めるだけではなく、
自分が好きなポケモンを見つける。
そして一緒に旅をする。競馬も、
自分が好きな馬を見つける。
そして、その馬の走りを追いかける。勝つ日もあれば、負ける日もある。
でも、そうやって一頭の馬を追いかけているうちに、その馬が自分の競馬人生の一部になっていく。
もしかすると、競馬とポケモンに共通している一番大切なものは、「強さ」ではなく「愛着」なのかもしれない。
好きなものを見つける。育っていく姿を見る。
その個性を知る。そして、勝負の日を楽しみにする。
そう考えると、競馬もポケモンも、ずっと続けたくなる理由が少し分かる気がする。
