
今週の注目馬として、もう一頭取り上げたいのがクイーンズウォーク。
10月11日(日)に東京競馬場で行われるアイルランドトロフィー・GⅡ。
舞台は東京芝1800m。
今回の登録馬には昨年のオークス馬カムニャック、昨年のアイルランドトロフィーを勝ったラヴァンダ、府中牝馬Sを連覇しているセキトバイーストなど、実績馬が揃っている。
その中でも俺が気になっているのがクイーンズウォークだ。 JRA
なぜか。理由はかなりシンプル。
この馬、距離が延びたほうが面白いんじゃないか。
今回はそこを中心に考えてみたい。
目次
- クイーンズウォークは中距離で結果を出している
- 東京芝1800mという条件はどうなのか
- 今年のヴィクトリアマイル3着をどう見るか
- クイーンズウォークをどう評価するか
- 今週の注目馬としてクイーンズウォークを選ぶ理由
クイーンズウォークは中距離で結果を出している
まず、クイーンズウォークの近走を見てみよう。
2026年は金鯱賞から始動。
中京芝2000mで3着。
その後、ヴィクトリアマイルでは東京芝1600mに出走して3着。
つまり今年は、
2000mで3着 → 1600mで3着
という成績になっている。
どちらもGⅡ・GⅠという高いレベルのレースだ。
そして今回が1800m。
これは面白い。
もちろん1600mでも十分走れる。
実際、2025年のヴィクトリアマイルでは2着にも入っている。 JBIS
しかし、クイーンズウォークのこれまでの実績を見ていると、個人的には1800~2000mくらいの距離が一番能力を出しやすいのではないかと感じる。
実際、2025年には金鯱賞を2000mで勝っている。
2024年にもローズSを2000mで勝利。
さらに2024年のオークスでは東京芝2400mで4着。
つまり、
1600mでも走れるけど、2000m前後でもしっかり結果を残している馬。
ここが今回のポイントだと思っている。 netkeiba
東京芝1800mという条件はどうなのか
今回の舞台は東京芝1800m。
JRAによると、このコースは東京芝1600mに近い形をしているものの、コーナーが一つ増えることでペースが落ち着き、緩急のある展開になりやすい。
そして直線は525.9m。
最後には坂も待っている。
つまり、単純なスピードだけではなく、折り合いと最後まで脚を使える能力も重要になってくるコースだ。 JRA
これをクイーンズウォークに当てはめると、悪くない。
東京では2024年のクイーンCを勝利。
オークスでも4着。
そして2025年のヴィクトリアマイルでは2着。
2026年のヴィクトリアマイルでも3着。
東京で大きく崩れているわけではない。
むしろ、GⅠを含めて何度も上位に来ている。
だから今回、
「東京芝1800mだから買いにくい」
という印象は俺にはない。
むしろ、
「東京+1800mはかなり面白い条件なのでは?」
と考えている。
今年のヴィクトリアマイル3着をどう見るか
ここはかなり重要。
2026年のヴィクトリアマイルでは、クイーンズウォークは3着。
勝ったのはエンブロイダリー。
2着がカムニャック。
そしてクイーンズウォークが3着だった。
つまり今回のアイルランドトロフィーでは、
カムニャックとクイーンズウォークが再びぶつかる。
この比較はかなり面白い。
ヴィクトリアマイルは東京芝1600m。
今回は東京芝1800m。
わずか200mの違いではある。
しかし競馬では、その200mが意外と大きい。
特にクイーンズウォークの場合、2000mで金鯱賞を勝っている。
だから俺は、
「1600mより1800mのほうが、クイーンズウォークの良さが出る可能性がある」
と考えている。
もちろん、これは「距離が延びれば必ず強くなる」という意味ではない。
競馬は展開や馬場、位置取りによって結果が変わる。
ただ、これまでの戦績を見る限り、1800mは十分に守備範囲。
むしろ歓迎材料として考えてもいいんじゃないかと思う。
クイーンズウォークをどう評価するか
ここまで考えると、今回のクイーンズウォークはかなり面白い。
まず5歳馬。
通算13戦4勝。
重賞では2024年のクイーンC、ローズS、2025年の金鯱賞を勝っている。
さらにGⅠでも2025年ヴィクトリアマイル2着、2026年ヴィクトリアマイル3着。
つまり、
「GⅠでは少し足りない馬」
と単純に決めつけるのは危険だと思う。
GⅠで馬券圏内に何度も入っている。
しかも今年の金鯱賞では2000mで3着。
春のヴィクトリアマイルでも3着。
大きく崩れているわけではない。 netkeiba
そして今回は55kg。
カムニャックが56kgなのに対して、クイーンズウォークは55kgの予定。
別定戦なので年齢などによる斤量差があるが、この1kg差も一応考えておきたいところだ。 スポーツナビ
さらに想定では西村淳也騎手。
春のヴィクトリアマイルでもクイーンズウォークに騎乗して3着に持ってきている。 netkeiba
ここも悪くない。
今週の注目馬としてクイーンズウォークを選ぶ理由
俺が今回クイーンズウォークに注目する理由は、
「実績があるから」
だけではない。
むしろ重要なのは、
今回の条件がこれまでの実績と噛み合っているように見えること。
東京。
芝1800m。
5歳。
55kg。
そして近走はGⅠ・GⅡで上位。
さらに過去には2000mの重賞を勝っている。
これだけ材料が揃ってくると、少なくとも「軽視する馬」ではない。
もちろん相手は強い。
カムニャックは昨年のオークス馬。
ラヴァンダは昨年のアイルランドトロフィー勝ち馬。
セキトバイーストも東京で実績がある。
さらに他にも実績馬がいる。
JRAの過去10年データでは、アイルランドトロフィーは人気上位馬が比較的安定しているものの、10番人気以下の馬が3着以内に入った例もあり、簡単なレースとは言えない。 JRA
だからこそ、
「一番強そうな馬を探す」
だけではなく、
「今回、一番条件が合いそうな馬はどれなのか?」
という見方をしたい。
その視点で見ると、クイーンズウォークはかなり面白い。
1600mでも走れる。
2000mでも走れる。
そして東京でも走っている。
その間にある1800m。
これは一度、しっかり注目しておきたい。
まとめ
今週のアイルランドトロフィーで注目したいクイーンズウォーク。
これまでの戦績を見ると、
東京適性あり。
1800~2000mへの対応力あり。
GⅠでも上位。
重賞勝ちあり。
55kg予定。
と、材料はかなり揃っている。
特に俺が気になるのは、
「マイルでも走れる中距離馬」
として考えられるところ。
1600mで3着に来られるスピードがあり、2000mの金鯱賞を勝てるスタミナもある。
その中間にある東京芝1800m。
ここでどんな走りをするのかは、かなり楽しみだ。
カムニャックとの比較も面白い。
昨年のオークス馬カムニャック。
そしてGⅠでも何度も上位に来ているクイーンズウォーク。
「どちらが今回の東京1800mに合うのか?」
ここを考えるだけでも、アイルランドトロフィーはかなり面白いレースになりそうだ。
現時点で俺がクイーンズウォークを見るなら、
「本命候補として十分考えたい一頭」
という評価。
あとは枠順、馬場、最終追い切り、当日の気配。
そこまで確認して、最終的な評価を決めたい。
競馬は、名前だけで決めるものじゃない。
その馬が、今回どんな条件で走るのか。
そこまで考えてみる。
それが予想の面白さだと思っている。
