
競馬を見ていると、不思議なことが起こります。
前走で強い勝ち方をした馬。
実績がある馬。多くの人から支持されている馬。
そんな人気馬が、あっさり負けてしまうんですわ。
「この馬で間違いない」と思っていたのに、ゴール前で伸びなかったりね。
逆に、あまり人気のなかった馬が最後に飛んできて、上位に入ることもあります。
では、それはなぜ?ってところをついていきます。
実は「人気がある=今回のレースでも強い」とは限らないので、注意しながら見ていってください。
競馬で人気馬が負ける理由をいくつかにわけてみます。
目次
- 競馬で人気馬が負ける理由①距離が合わない
- 競馬で人気馬が負ける理由②展開が合わない
- 競馬で人気馬が負ける理由③馬場が合わない
- 競馬で人気馬が負ける理由④斤量が変わる
- 競馬で人気馬が負ける理由⑤人気そのものを信用しすぎる
- 人気馬を消すのではなく「疑ってみる」
- 競馬予想は「減点方式」で考えるのも面白い
- まとめ
競馬で人気馬が負ける理由①距離が合わない
まずは注目したいのが距離。
競走馬には、それぞれ得意な距離があります。
1200メートルが得意な馬もいれば、1600メートルで力を発揮する馬もいます。
2000メートル以上になると強い馬もいるでしょう。
ところが、前走で勝ったからという理由だけで、次のレースでも人気になることがあります。
ここで注意したいのが「前走と今回の距離は同じなのか」という点です。
例えば、1200メートルで素晴らしいスピードを見せた馬が、今回は1600メートルに出走するとします。
もちろん距離が伸びても強い可能性はあります。
しかし、1200メートルで見せたスピードを、そのまま1600メートルの最後まで維持できるとは限りません。
逆に、長い距離で最後まで脚を残せる馬なら、距離延長がプラスになる場合もあります。
つまり人気馬を見るときは・・・
- 前走の距離
- 今回の距離
- これまで好走した距離
この3つを確認することが大切です。
「人気だから買う」のではなく、「この馬は今回の距離でも力を出せるのか」と考えてみる。
競馬で人気馬が負ける理由②展開が合わない
次に大切なのが展開です。
競馬では、馬の能力だけで結果が決まるわけではありません。
どの馬が前へ行くのか。逃げ馬が何頭いるのか。前半が速くなるのか。
最後までゆっくり進むのか。こうしたレースの流れによって、馬の走りやすさは変わります。
例えば、前に行くのが得意な人気馬がいたとします。
その馬が楽に先頭へ行ければ、最後まで力を残せるかもしれません。
ところが、同じように前へ行きたい馬が何頭もいると、スタート直後から速い流れになる可能性があります。
そうなると、最後の直線で苦しくなることもあります。
反対に、後ろから追い込む馬にとっては、前の馬たちが速いペースで競り合うことが有利に働く場合があります。
だから競馬では、人気順だけを見るのではなく、**「このレースはどんな流れになりそうか」**を考えることが重要です。
競馬で人気馬が負ける理由③馬場が合わない
同じ競馬場でも、馬場状態は毎回同じではありません。
良馬場の日もあれば、雨によって重くなる日もあります。
この違いが、馬の走りに影響することがあります。
例えば、きれいな馬場で速い時計を出していた馬が、道悪になったことで本来の力を出せなくなるケースがあります。
逆に、過去に雨の中で好走した馬なら、馬場状態の変化がプラスになるかもしれません。
人気馬を見るときほど、「この馬は道悪でも大丈夫なのか」と確認しておきたいところです。
チェックしたいのは、
- 過去の道悪での成績
- 雨の日のレース内容
- 時計のかかる馬場での走り
- 今回の天候
- 当日の馬場状態
などです。特に雨が降った日は、前走の成績だけでは判断しない方がいいでしょう。
芝とダートでは、逆の特徴になるとかなんとか聞いたことがあったような。
ま、やらないんが賢明でしょうな。
それか荒れるかもなってところでギャンブルするか?
競馬で人気馬が負ける理由④斤量が変わる
競馬では、馬が背負う斤量も重要です。
前走より重くなるのか。
軽くなるのか。
ここにも注目してみましょう。
競走馬にとって、何キロかの違いがすべてのレースで決定的になるとは限りません。
しかし、ゴール前で何頭も接戦になるようなレースでは、その差が結果に影響する可能性があります。
特に距離が長くなればなるほど、最後まで力を残せるかどうかが重要になります。
一方、斤量が軽くなる馬にとっては、前走より走りやすくなる可能性があります。
そのため人気馬を見るときには、
「前走は強かった」
だけではなく、「今回は前走と同じ条件なのか?」
と考えてみることが大切です。
競馬では、ほんの少し条件が変わるだけでも結果が変わります。
競馬で人気馬が負ける理由⑤人気そのものを信用しすぎる
そして最後が、一番重要かもしれません。
それは、「人気しているから強い」と思い込んでしまうことです。
人気は、馬の能力をそのまま表している数字ではありません。
過去の成績。騎手。血統。前走の内容。
ニュース。競馬ファンの予想。さまざまな情報が集まった結果として、オッズが作られます。
つまり、人気馬には多くの人が「この馬は来そうだ」と考えているわけです。
しかし、多くの人が注目しているからといって、必ず勝つわけではありません。
ここが競馬の面白いところです。1番人気が1着になることもあれば、人気薄の馬が勝つこともあります。
だからこそ、予想するときには一度立ち止まって、「なぜこの馬が人気なのか?」
と考えてみるといいでしょう。
その理由に納得できるなら買う。逆に、「人気だけど、今回の条件は合わないのでは?」と思うなら、評価を下げる。
この一手間が大切です。
人気馬を消すのではなく「疑ってみる」
ここで勘違いしてはいけないのが、「人気馬は買わない方がいい」という話ではありません。
強い人気馬は普通に勝ちます。
実力のある馬が人気になるのは当然です。
大切なのは、人気馬を無条件に信じないことです。
例えば、
「前走1着だから今回も本命」
ではなく、
「前走は強かった。では今回は距離、展開、馬場、斤量はどうだろう?」
と一つずつ確認します。
この作業をするだけでも、競馬の見方は変わってきます。
競馬予想は「減点方式」で考えるのも面白い
人気馬を評価するときには、最初から「買う」「買わない」と決めなくてもいいでしょう。
まずは100点満点だと思って評価してみます。
例えば、
- 能力が高い……+30点
- 距離が合う……+20点
- 展開が合いそう……+20点
- 馬場が合う……+15点
- 騎手との相性……+10点
- 斤量が気になる……−5点
このように、自分なりの基準で考えてみるのです。
もちろん競馬に正解の点数表があるわけではありません。
大切なのは、自分が「なぜこの馬を評価したのか」を説明できるようにすることです。
まとめ
競馬で人気馬が負ける理由は、一つではありません。
今回紹介したのは、
- 距離が合わない
- 展開が合わない
- 馬場が合わない
- 斤量が変わる
- 人気そのものを信用しすぎる
という5つです。
競馬では、前走で強かった馬が次のレースでも同じように走れるとは限りません。
レースごとに距離が変わり、馬場が変わり、展開が変わり、斤量も変わります。
だからこそ、競馬予想は面白いのです。
「この馬が強い」
そこで終わるのではなく、
「本当に今回は、この馬の力を出せる条件なのか?」
と、もう一度考えてみる。
それだけで、競馬を見る目が少し変わってくるはずです。
人気馬を信じるのも競馬。
人気馬を疑うのも競馬。
最後にどの馬を選ぶのかは、自分自身の判断です。
そして予想が外れたときこそ、「なぜ負けたのか」を記録しておく。
その積み重ねが、次の予想につながっていくのではないでしょうか。
